農林中金80周年森林再生基金事業
境界確定調査
農林中央金庫は、国内の荒廃した森林の再生が、森林の多面的機能の持続的な発揮につながるよう、2005年(平成17年)3月、創立80周年を機に「森林再生基金(FRONT80)」を創設しました。そして、山村の高齢化・不在村化などにより荒廃した民有林を再生させる活動に対して、助成を行ってきました。
組合が申請したのは、香南市(旧香我美町)舞川・撫川地区の「団地化」です。そして、第7回の助成先に、全国29の応募の中から選ばれました。
この舞川・撫川地区は、かつて500人の集落でしたが、現在では10人を切る所謂「限界集落」となっています。しかし、元気に生活している方の中に、「森林整備を手伝おう」と手を上げてくださる人がいて、申請・実施への弾みがつきました。
対象地は約200haで、その事業内容は
・団地(集約化)形成 ・境界画定調査 ・森林資源調査
・作業道(約4000m)の開設 ・保育間伐(約30ha)・搬出間伐(約12ha)